昨日、一冊の本が届きました。アマゾンで頼んだものですが、タイトルが「日本の紋章」です。それを見て、
「うーん、何で頼んだんだっけ?」
と、考えてしまいました。最近、どうも物忘れが激しすぎですね。しばらく、パラパラと眺めていたら、ようやく思い出しました。
皆さん、「二階笠」という家紋をご存知ですか?
(ご存じない方はこちらからどうぞ ⇒ 家紋ワールド )
この話は、先日色々とお世話になっている会社を訪問した時に、そこの社長に教えていただいたのですが、この二階笠は剣で有名な柳生氏の家紋なのだそうです。ただ、これは元々津和野藩の城主であった坂崎出羽守直盛の家紋だったということでした。
なんで?と思ったのですが、その社長は、その家紋が柳生氏の家紋になった経緯には、あの有名な千姫事件が絡んでいる、と教えてくださいました。
千姫事件には諸説があるようですので、詳しい解釈は歴史家の方にお任せするとして、千姫事件をきっかけに、切腹した坂崎出羽守直盛の家紋だった二階笠を、親交のあった柳生宗矩が譲り受けた、と言うことでした。
そんな話があったのは、不勉強で全く知らなかったのですが、ちょうど、津和野をモチーフにしたお干菓子のセットを作っている最中ですので、二階笠の型を作って、そのセットに入れます!と言って帰ってきました。
以前から、津和野の歴史とか、色々と調べてみなくてはならないなぁ、と思っていたところです。掘り起こしてみると、色々と面白いエピソードやストーリーが、この町にはまだまだありそうですね
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