当店では今、少しずつ新しいパッケージに移行している最中です。
最初は、こいの里。そして、むしどら、ふくしろ、もなか。
最近では涼菓に、詰合せ。
ルイユ色の箱に、白い蓋。そして、その上から、ルイユ色の帯を掛けます。
このパッケージに移行し始めてから、たまにお客様から聞かれることがあります。
「 これで終わりですか? 」
はい。これが最終包装なのです。
当店も最近までは、和紙張りの2段、3段重ねの箱に、二重三重に包んだお菓子を入れ、その上から、包装紙を巻いて、熨斗を掛け、お客様にお渡ししておりました。
しかし、時代が流れるにつれ、そういった包装は、過剰と思う方もだんだんと増えてきました。
我々も、考えたのです。
お菓子をギフトとして贈るのに、食べられないものにまで、お金をかけるのは本当に必要なのか?
包装紙は、必ずゴミ箱に直行します。良くて、リサイクル。
箱も、崩して廃棄となる場合が多いのではないでしょうか。
今の時代、廃棄されるものには、お金がかかります。そして、捨てるにも結構な手間がかかります。
ギフトにそういう装いは、果たして相応しいのだろうか・・・。
ルイユと白の化粧箱。
シンプルですが、お客さまに差し上げてもおかしくない、きちんとした装いのパッケージ。
特に都会の方からの評判は良いようです。
夏のギフトのお返しに。
当店は年中休まず営業をしております。