ようやく、冬らしくなってまいりました。というか、寒いですね。
津和野は京都と同じ盆地なので、夏は暑く冬は寒い。しかも、底冷えがします。雪も降りますが、今は年に数回でしょうか。昔ほどではなくなりました。
自分が小さかった頃は、軒先から1メートルくらいの氷柱が垂れ下がり、それが冬の間は融けなかった記憶があります。と言うことは、日中も気温がかなり低かったのかな、と今思います。
そういえば、工場の中がマイナス18℃だったときがあった、という事を仰っていた人もいたなぁ。
津和野は雪が降る、というイメージを持っている方が多いようですが、今は雪が少なくなったほうだと思います。昔は雪が降れば、小学校の校庭で雪だるまを作り、それに飽きたら、雪だるまに更に肉付けをして、カマクラを作っていました。
まあ、カマクラが作れるくらい降るのは、その当時でも年に数回だったのではないでしょうか。
津和野でこういう話になると、出てくるのが『38年豪雪』ですね。
この時は、二階の窓から出入りした、とか、自衛隊が食糧を投下した、とか、そういう話になりますね。年配の方は当時の事を懐かしそうに、話してくれます。
当時の写真が『 津和野スクリーンプロジェクト 』のホームページにありますので、38年豪雪の写真がご覧になりたかったら以下のリンクをクリックしてみてください。
さて、津和野スクリーンプロジェクトとは、「津和野の映像アーカイブをすすめる民間サークル」なのですが、その活動の1つに、昔の津和野の写真をデジタル化して保存しよう、というものがあります。
小京都のタイムカプセル
TSPでは、家庭や自治体に眠る写真のデジタルアーカイブ化をすすめました。酒蔵や白壁に投影することから始まったこの試みも多種多様な映像の収集を進めるにつれ、町並みや民俗の貴重なライブラリとして広がりをみせています。
TSPのホームページを見てみれば、分かると思うのですが、かなりの数の昔の写真がデジタル化されて、保存されています。見覚えのある街並み。はるか昔の津和野。
ご興味のある方は、ご覧になってみてください。懐かしい、と思う風景に出会えるかもしれません。
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