さて、前回は『 がもう 』『 日の出製麺所 』と言う二箇所をご紹介しました。
そして、今回は〆の一箇所になるのですが、実はここを前回から外したのには理由があります。その理由とは、果たして紹介して良いのかどうか、分からなかったからなんです。
そのお店は、某Tというお店です。
実はここ、坂出北インターのすぐ近くにある、某有名羊羹のお店と同じ名前のうどんやです。なぜ、自分がここの紹介を迷うのかと言うと、それは、Tと同じ場所に以前あったうどん屋の話からしなくてはなりません
今某Tというお店のある場所には以前、某Aといううどん屋がありました。
自分がうどんを食べて、産まれて初めて 『 うまい! 』と思ったのが、ここのうどんでした。それ以前は、正直余りうどんは、好きでは、ありませんでしたから。ここのうどんを食べて初めて、「あー、柔らかいのにコシがあるってのはこういうことか」と理解できたのでした。
味のほうも、いわゆる普通の讃岐うどんとは、ちょっと系統が違っていて、細めの麺に甘めのだしがかかっていると言う感じのうどんでした。
かなりのこだわりがあった店主のお店で、店内には、食べ残しはやめてください、と言うような張り紙もしてありました。店内で怒られる人も結構いたらしく、割と静かなお店でしたね。
ただ、こう言うと変な店主を想像しそうですが、他の方とは少しこだわりがあるという程度の方で、常識的な行動をしていれば特に問題はなかったと思います。食べ残しの件も、讃岐うどんがブームになってから、一日に何軒も回る人が増えたため、少し食べてのこす人も増えたからと言うのが理由らしいです。
で、この某Aといううどん屋の店主が、ウェブなどで紹介されるのを余り好んでいなかったようで。ウェブなどで紹介されて、どっと人が来るのが余り好きではなかったようです。ゆっくりと落ち着いてうどんを提供したかったようですね。なので、幾つかのサイトで紹介はされていたのですが、店の名前とかの情報は一切公表していなかったんですよね。
で、今のお店はTというお店になり、店主も変わっているのですが、以前のお店で修行されていて、味も全く同じなんです。なので、違うお店なのですが、同じお店のようで、何だか紹介して良いものかどうか、その辺りを迷ってしまっていて、結局イニシャルトークになってしまいました。
ここは、他のお店よりも、値段も高めですが(といっても350円とか450円とかそれくらいの値段です。他の店の100円というのが安すぎです)、その代わり、並ぶこともなく、ゆっくり食べることが出来ます。売り切れもそれほど早い時間には起こりませんので、2時くらいまでは大丈夫だと思います。
麺は細めでつるつるして柔らかいのですが、モチモチとしてコシがあり、そこに少し甘みのついたダシを絡めて食べます。自分はわさびをタップリつけて食べるのが好きですね。
場所は最初にも言いましたが、坂出北インターのすぐ近くです。さっき、グーグルで調べてみたら、お店の紹介も出ていましたので、おそらくすぐに見つけられると思います。
いわゆる讃岐うどんではありませんが、ここも美味しいうどん屋だと思います。機会があれば是非、足を運んでみてください。
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