萩のもんじゃz´(もんじゃず)に行きました。tazz.の店主、田村氏に連れて行ってもらいました
「 はーいこれ、前菜ねー 」
座ると同時に出てきたのが、どんぶり飯
いきなり度肝を抜かれました
びっくりしている自分を尻目に、何事もなかったかのように、スプーンで飯と卵を混ぜ始める田村氏。気がつくと、どうも鉄板は程よく熱せられている模様。
あー、なるほど。
その飯に卵を混ぜたモノを鉄板で焼くのか。未だ自分が体験したことのないもんじゃ焼きか、お好み焼きか。卵を混ぜたご飯を焼いて食べれば、確かにうまそうだな。周りはカリカリ中はふっくら。一見ご飯と卵と海苔しか見えないけど、もっと他にも何か入っているのかもしれない。出汁とか、チーズとか明太とか、桜海老とか、天かすとか・・・
と想像を膨らませている私の目の前で田村氏、おもむろにその飯を食べ始めました。ただの卵かけご飯でした
入店5分で二度、度肝を抜かれました
もんじゃz´(もんじゃず))の店内は、いつもこんな感じです
ワイワイガヤガヤ。いろんな物が置いてあり、雑然とした店内は、お店というよりも、家のキッチンに近い雰囲気です。
お好み焼きも、美味しいです。もんじゃ焼きも、美味しいです。むつみの豚がゴロゴロ入ったカレーも、美味しいんです。
でも、ここの本当の名物は、ママの爆裂トークでしょう。
止まることをしりません。大きな目をさらに大きくして話します。釣りのこと、中国茶のこと、猫のこと、お客様のこと、そして家族のこと・・・
もんじゃz´(もんじゃず)のブログでは、こんな事をおっしゃっています
「 家族は他人が一緒に暮らし始めて 作り上げていくものなんだよ
いくら血縁関係があるからといって 何を言ってもいいというもんではない
家族だから これくらいは言ってもかまわないだろう・・・という言葉
言わなくても理解できるはず・・・ こういうの 母さんはしたくない
言葉は大切なんだよ 一つの言葉が 一つの恵みをもたらすように
言葉で 相手のレベルで理解できるように話し合いをしつつ
お互いを高めあうように 「努力」していかんとねぇ・・・
他人の集まりで暮らしていても そこに相手に対する 尊念が存在していれば
それは 立派な「家族」だと思うよ 」
だから、もんじゃz´(もんじゃず)の店内は、いつもアットホームで、温かいんでしょう。
ずっとしゃべっているように見えて、実はお好み焼きやもんじゃ焼きが出来上がるのを待っている間だけ、いろいろな話をしてくれます。恐らく、お客様が待っている間、退屈しないようにという気遣いなんじゃないかな、と思います。
こういう雰囲気や気遣いもなんですが、お好み焼きやもんじゃ焼きも、もちろん美味しいので、機会があれば是非、足を運んでみてください。
あ、そうそう、最後に言うの忘れてましたが、ママ、当店は「ミマツドウ」ではなく、「サンショウドウ」です。宜しくお願いします。
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