今年は週末が近付くと、台風も近付いてくるようですね。自然には逆らえません。
三松堂でもこの秋と言いますか、前月大きな問題が起こりました。その問題も自然が関係していました。
その問題というのは、栗がない。
秋の味覚の代表「栗」食欲の秋には欠かせない食材の一つです。
当店でも毎年、栗の和菓子を楽しみにご来店していただいています。
夏の猛暑のせいで、栗が不作で手に入らないという問題にぶち当たりました。栗の大福の販売は10月から。楽しみにされているお客様も多くいらっしゃいます。
裏切らないためにも、津和野の街を、工場の中を走り回り、なんとか10月1日に店頭に栗の和菓子が並びました。
今年ご用意できた栗の和菓子は
・栗の大福
例年とは形を変え、栗丸ごと包みました。ほのかな甘みの白餡が栗の風味を引き立てます。
・くりきんとん
栗好きには欠かせない秋の和菓子。口いっぱいに栗の風味が広がります。
用意は出来たのですが、ひとつ謝らないといけないのが、昨年より価格が上がってしまったことです。申し訳ございません。
でも、地元・津和野の栗を使い、職人が丁寧に甘露煮に仕上げ、お値段以上の満足をお届け出来る和菓子になっている自信はあります。
是非、津和野の栗、味覚の秋を三松堂でお楽しみください。