暑い日に冷たい物が食べたくなるのは当たり前。でも大福をしっかり冷やすと、どうしても食感が悪くなります。
そんな時に大活躍するのが、麩まんじゅう。
生麩の生地で餡を包んだ和菓子。笹の葉の香りが、より清涼感を与えてくれます。
なにより、冷やしてもモチモチ食感が変わらないのが嬉しい特徴です。
三松堂では数年前から生麩に練り込む素材を期間ごとに変化させて販売しております。
現在はよもぎ、もう少ししたら金ごまに変わり、その後青海苔を予定しており、香りや食感の変化をお楽しみいただけます。
生麩は水分を多く含んでいることから、日持ちがしない生菓子。その為、昔から作られているお菓子ではあるものの、販売される地域が限られていたそうです。
最近ではコンビニにも並ぶようになり、少しずつ馴染みのある夏の和菓子として広まってきたように感じます。
つい先日も若い女性のお客様から「昨年から、麩まんじゅうにハマってます」なんて、嬉しい声も。美味しいのに、高たんぱくで低カロリー。これからも女性のお客様の心を掴んでいく事でしょう。
暑くて食欲が落ちてきた時に、麩まんじゅうで心も身体も癒されてください。